【釜の歴史】
1号窯 2号窯は以前はぐくむ会の理事をされていた故関根栄一氏の指導により作られた窯です。
秩父地方に伝わる伝統的な秩父窯です。その意味ではぐくみ園の窯はその伝統を受け継いだ形です。貴重な窯になります。
平成2年に1号窯 平成4年に2号窯完成、本格的炭焼き活動が始まりました。
平成9年に大雪により2号窯の屋根が崩落して、赤い羽根募金による補助金により新たに窯の作り変え、屋根の鉄筋化をしています。
平成13年に3号窯の完成。竹酢液専門の窯です。
現在月2回から3回のペースで炭を焼いています。
1号窯の場合木炭で1回の火入れで300キロから400キロ(出炭量)
竹炭の場合250キロから300キロ(出炭量)
木酢液 90リットルから100リットル採取
竹酢液 80リットルから90リットル採取
作業は工程別に分業化されています。それぞれ利用者の希望、個性により作業内容が分かれています。
○炭焼きの工程
炭材取り
↓
炭材切り
↓
炭材の束ね
↓
炭材入れ
↓
火入れ
↓
炭出し
![]() 炭がまの全体像 |
![]() 炭がまの様子1 |
![]() 炭がまの様子2 |
![]() 竹割りの様子 |
![]() 炭材の束ねの様子 |
![]() 炭がまの中の写真 |
※丸の炭以外が欲しい時は、竹を割って束ねます。 | ※出来た炭材をきれいに窯の中へ並べます。 |
![]() 火入れ中 |
![]() 炭がまの入り口を閉じた写真 |
※炭材を入れ終わったら、火入れをします。 ※ある程度火入れをして温度を上げたら、土で出来た窯なので、土をこねて、入り口をふさぎます。 |
![]() 竹割りの様子 |
![]() 炭材の束ねの様子 |
![]() 炭がまの中の写真 |
※丸の炭以外が欲しい時は、竹を割って束ねます。 | ※出来た炭材をきれいに窯の中へ並べます。 |
木・竹酢液を採取しているところの写真
※炭を焼く過程で、煙が出ますが、この煙を冷やして液化した部分を採取します。
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![]() 出した炭(竹炭) |
炭出しの様子 ※炭焼きの最終工程として炭出しがあります。この炭出しは利用者全員が参加します。 ※緊張感の中で良い炭が出来たときは、お互いにその喜びと安堵感で一体化される瞬間は何度味わってもいいものだと思います。 |