・寄居駅より車で10分
・関越自動車道花園インターより車で15分

〒369-1205
埼玉県大里郡寄居町
末野2044

電話:048-581-8050

メール:
info@hagukumien.or.jp

はぐくみ園風景

■はぐくみ園からのお知らせ

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緑、青空、澄んだ空気、湿った土・・・。春は、満開の桜のなかをウグイスが鳴き、秋には色とりどりの山々を背にトンボが飛び交う・・・。
ぜいたくに自然を取り入れた仕事をしながら、大地に足をふんばって生きる力をはぐくみます。

~『はぐくむ』の意味~
「はぐくむ」という言葉には二つの意味があります。
その一つは、万葉集の中の遣唐使随員の母が詠んだ長歌の反歌の一つの中にある
「羽でくくむ」つまり'庇(かば)い守る'という意味で旅人の宿りせむ野に霜降らば我が子羽ぐくめ天(あめ)の鶴群(たづむら)「我が息子のような旅人が仮の宿りをしている野原に、もし霜が降るようなことがあったらどうか空を飛ぶ鶴の群れよ、その大きな暖かい羽で息子たちを庇い守ってやって欲しい」
というもはやなす術(すべ)を知らない切ない母の心情を歌ったもの。
二つ目の意味は『育む』、これはどんな重い障害を持っている人(子ども)でも育ちの要素はその人(子)自身の中にあると信じ、その育ちの要素がうまく発芽し伸びていけるよう、周りで水をやったり、日に当てたり、肥料を施したりするのと同様に、子ども(大人も)の育ちを支えていく営みを言う。

はぐくみ園は、この子にずっと幸せをと願う、親の想いを大切にします。
はぐくみ園は、本人の望みを大切にします。

 

障害があっても当たり前のように参加をし、望みを言える、困っていたらみんなが手を差し伸べ、一緒に考えてくれる、そんな暖かい社会があるといい。
はぐくみ園から、その小さな一歩を踏み出そうと思います。